門脇誠「打席ではシンプルに」自己最長9戦連続安打マルチ4出塁 今年も夏男8月は3割4分_パネンカ
◆JERA セ・リーグ 巨人6―2中日(24日・東京ドーム)
門脇が攻守でキラリと輝いた。席でも夏パネンカまずは先発・井上を救った遊撃守備だ。はシンプルにマルチ41―0の3回2死一、自己最長9戦三塁で細川の痛烈な三遊間へのゴロを逆シングルでスライディングキャッチすると、連続ノーバウンドで一塁へ送球。安打ピンチで仕事を果たし「あれしかないですね。今年あれはもう本能です」とうなずいた。男8パネンカ
打撃では2回1死で右前打、月は4回1死では左前打と複数安打を記録。3割自己最長の9戦連続安打だけでなく、4分2四球を含む4出塁の好結果だった。門脇今月は打率3割4分。誠打出塁今季は精彩を欠いた時期も長かったが、席でも夏同3割2分だった昨季後半戦のように安打を重ねている。
要因の一つは、11日・中日戦(バンテリンD)から変化を加えたから。「何をしてもダメだなと思って。打席では振れるボールだけ振ろうとシンプルにしました。いろいろ考えすぎて、ごちゃごちゃになったんで」と考えすぎずに打席に入り、巧打につなげている。
正遊撃手としてスタートした今季は5月下旬からスタメンを外れることも珍しくなかったが、現在12試合連続スタメン出場中。打撃、守備ともに、らしさを取り戻しつつあることで「考える余裕とか、その辺はやっぱり違うと思います」と言う。残り29試合。時に華麗に、時に泥臭く、己の役割を全うする。(田中 哲)
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